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フリーのブライダルカメラマンへの助成金について【期待するのはやめましょう】

理念的な事

すべては自己責任

政府から休業補償を一日上限8330円として、正規非正規関係なく補償するという発表があったことは皆さんご存知だと思います。

ただし、フリーランスや自営業の方は支援対象外にする!という事も発表がありました。

その対応について与野党内から見直しを求める声が高まり「やっぱり支援します( ̄▽ ̄;)」という事になってきました

その対応というのが以下の2点です。

1.直面する課題の相談窓口を設置する
2.資金繰り支援、緊急貸し付け保証枠を設ける

はい。これは支援ではありませんね(笑)

困っている方は「相談のるよ」そして「お金貸すことできるよ」という事を言っているんですよね。

まあ、自営業やフリーランスは会社員の様に毎月決まった額を給与としてもらっているわけではないので、助成金を出すのは難しいんだろうなとも思います。

元々期待してはいませんでしたが、フリーのブライダルカメラマンへの助成金なんて支給されることはないでしょうね。

もし、支援金をもらえるとしてもどうやって算出すればよいんでしょうかね?

当社では合計5件の撮影延期が決まりましたが「キャンセル」ではなく「延期」なので厳密に言うと、損失ではありません。

しかし、予定していた金額が入らずに、黒字倒産するとしたらこれは大問題です。

そういう場合は、相談窓口に問合せしてね。というのが政府の対応なんでしょうね。

コロナウイルスの蔓延は想定外。でも想定内

ここからは私の本音ベースで話します。

政府が第一声で発表したことは以下でした。

保護者休業で最大8330円出します。でも自営業やフリーランスは対象外です

これがすべてを物語っています。

やっぱり、自営業やフリーランスは会社員の様に社会からは守られないのです。

全ては「自己責任」なんです。

自営業やフリーランスは「自由に働ける」一方で「収入が不安定」だったり「社会的信用を得るのが難しい」という課題もあります。

自営業やフリーランスになる方はデメリットを十分に理解した上で独立しているのだと思います。

仕事がなくなったり、収入が減ったら国・政府がきっと支援してくれるだろうな…

なんて考えたことなかったですよね?

こんな事言ったら、自営業やフリーランスの方に怒られてしまうかもしれませんが、会社員と同じ土俵で考えてはいけないと思います。

私は会社員歴10年、自営業歴8年なので、両方のマインドを持っているつもりです。

独立した時点で孤独との戦い

私は2011年に独立しました。

その時、心に決めていたことがありました。

それは「1人で継続的(安定的)に稼げる仕組を作ること」です。

誰からも指図されず、自分のビジネスセンスと運に賭け、1年後の自分を見るのではなく3年、5年後の未来を描いて仕事の優先順位をつけました。

もちろん、初めは仕事なんてないのでアルバイトをしながら目の前の仕事を一生懸命こなしました。

その傍ら「どうすれば継続(安定)収入を得ることが出来るのか?

そのことばかり考えていました。

誰にも相談することなく、頭の中で考えて行動し、ダメそうなら諦めて次のことをやる。

いけそうならば粘ってみる。

いつになったら思い描いた形になるのか、まったく先が見えない道を突き進んでいるときは恐怖しかありませんでしたね。

そして、8年間試行錯誤してカタチにしたのが…

1.スタイルショップ(結婚式撮影)
2.ペット葬儀マップ(ペット葬儀の口コミサイト)
3.企業ウェブの請負案件

上記の事業がどの様なものかは過去記事(⇒フリーランスはニッチな需要を狙うべき【私の成功事例】)をご覧ください。

この3つの事業がある限り、今回のコロナウイルスの様な緊急事態が起きたとしても、収入面でダメージを受けることはさほどありません。

もし、私がブライダルカメラマンだけをしていたとしたら、色々とヤバかったと思います。

今回のコロナウイルスで相次いで結婚式が延期になることはもちろん想定外です。

でも、それでも事業にさほど影響が出ないことは想定内です。

まとめ

自営業やフリーランスは「何が起きても全てが自己責任」という気持ちでやるべきですね。

もちろん、今回のコロナウイルスが原因で収入が激減し、廃業してしまった方もいると思います。

そのような方達はホントにお気の毒だと思います。

でも、これが今の日本の実情です。

それを変えるべき!!と声を上げるのもよいですが、国を変えるよりも「自分を変える方が生産的」だと思います。

ピンチはチャンスと捉え、ポジティブにいきましょう。

それでは。

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