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コロナウイルスで資金繰りが厳しい個人事業主・フリーランスへ【無利子・無担保の融資制度】

時事ネタ

今回のコロナウイルス騒動でホテルや飲食店などはお客様減少により経営状態が厳しくなっているという現状は毎日のようにニュースで目にするようになりました。

そして、ブライダルに携わっている我々カメラマンにも厳しい現実が突き付けられています。

結婚式の延期やキャンセルが相次いでいます。

当社で言いますと、4月は1件検討中を除いては全ての結婚式が延期 or 中止となりました。

売上にすると、100万円位の損失が出ています。

コロナウイルスが夏頃までに終息すればよいですが、このままズルズルと続き、結婚式自粛モードが長引かないことを祈るばかりです…

我々の様な撮影業者だけでなく、ドレスショップ・ヘアメイク・司会者・花屋・ホテル・レストランなどブライダルに関連している業者の業績は軒並み右肩下がりになっているでしょう。

当社は幸い、ブライダル撮影以外の事業も行っているため、廃業・倒産することはありませんが、全体の売り上げは30%程度はダウンしています(-_-;)

政府は、中小企業やフリーランスを支援するための対策を打ち出していますが、頻繁に内容がアップデートされるため、現時点では国はどのような対策をしてくれるのか分からなくなっている方が多くいらっしゃるかと思います。

どこに相談すればよいのか?
どういう状態の人が支援対象になるのか?
支援金はいくらぐらいなのか?
利子や担保はどのようになっているのか?

もし、あなたが「今月・来月の売上が見込めなくて生活ができなくなる」という切羽詰まった状態の場合は直ぐに対策を打たなければなりません。

そして、私の様に倒産や廃業まではいかないが直近の売上が30%程落ちた業者への対策はあるのか?

等、分からないことが多いため、私なりに調べて分かったことを共有したいと思います。

まずは、どこに相談すればよいか?

いろいろな情報が出回っている中でどこに相談するべきなのか?

相談窓口も結構沢山あるため迷いますが「経済産業省の公式HPの【新型コロナウイルス感染症関連】ページ」にすべて集約されています。

上記の経済産業省ページをまずはご覧ください。

その中で、赤枠で囲った3点が中小企業やフリーランスの方向けの内容となっていますため解説します。

①支援策パンフレット

こちらは、新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者向けに作られた支援策をパンフレットです。

⇒新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ(PDF形式:1,105KB)
※3月24日(火)20時時点

こちらのパンフレットに全て内容が集約されていますが総ページ数が43pもあるので中々読むのは大変という方は②中小企業・小規模企業の相談窓口と③個人事業主・フリーランス支援へと進んで下さい。

②中小企業・小規模企業の相談窓口

とにかく、直ぐに相談したい!何をしてくれるのか直接電話で聞きたい!

という方は以下のページからお住いの相談窓口に電話しましょう。

⇒経済産業省 相談窓口一覧

東京・大阪などの大都市になると窓口となっている支店が沢山ありますがお住いの近くの支店に連絡すれば対応してくれます。

③個人事業主・フリーランス支援

こちらでは、企業(発注者)の都合で個人事業主やフリーランスとの契約を勝手に解除してはいけない事を要請しています。

もし、あなたの同意なく契約が解除または変更されて困っている方は経済産業政策局(03-3501-1511)に相談しましょう

また、兼ねてから発表があった小学校休業等対応支援金(1日4,100円援助)の申請も検討しましょう。

小学校休業等対応支援金の申請は「厚生労働省の公式HP」から行えます。

休校により仕事が出来なくなったフリーランスの方は内容を確認し該当する様であれば申請しましょう。

以上3点となります。

まずは、あなたの立場を明確にし適切な場所に相談しましょう。

どういう人が、支援対象になるのか?

支援対象は「売り上げが5%以上減少した中小企業やフリーランスを含む個人事業主」となります。

上記で記載した「①支援策パンフレットのp5」に記載があります。

独立開業して初年度という場合も、直近の売上高と過去3カ月(または令和元年12月、10~12月)との比較で5%以上減少していれば対象となります。

支援金はいくらぐらいなのか?

マル経融資(小規模事業者経営改善資金)を活用し最大1000万円までの融資が受けられます。

利子や担保はどのようになっているのか?

今回の政府の対策はここが凄い。

無利子・無担保で融資を受けることが出来るようになっています。

通常、お金を借りた時は返済時に利子を乗せた金額で返済しますが、今回は無利子です。

さらに、無担保

返済能力が無い方でも(信用無しでも)お金を借りることが出来ます。

つまり、お金を借りた後に事業を立て直すことが出来なくて倒産した場合は借りたお金は返さなくてよい。という事になります。

これは、本当に切羽詰まった事業者にとってはありがたい融資だと思いますね。

ですので、もし、廃業・倒産間近で苦しんでいる経営者がいたら、無利子無担保融資を受けることを強くお勧めします。

まとめ

今回は中小企業やフリーランスを支援するための対策についてまとめました。

結論から言うと、迷っているなら電話相談!です。

今回記載した予備知識だけ頭の片隅に置いておきながら直接、電話相談を受けることがベターです。

特に経営困難で路頭に迷っている方は、現実逃避せず国のセーフティーネットを活用しましょう。

コロナウイルスをこれ以上広げないために、外出自粛は必要ですが、そのことでダメージを受けている業者は数えきれない程あります。

私達が毎年収めている税金は、こういう時のために思う存分使ってほしいです。

そして、数多くの中小企業やフリーランスを救ってほしいです。

それでは。

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