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ブライダルカメラマンは幸せをカタチにする仕事

理念的な事

マインド的なお話です。

結婚式は一生に一度の大切な記念日です。

その大切な記念日を最高の形で残すのが我々ブライダルカメラマンの役割です。

撮影回数を重ねていくと、撮影経験やテクニックは上がっていきますが、始めに撮影をした時の新鮮さは薄れていきます。

人は学習する生き物ですので、いつまでも初めての撮影のような気持ちでいることは難しいです。

新鮮さがなくなることが悪い。という事ではありませんが、「流れ作業的な撮影」にならないことを常に意識しています。

仕事だから(ギャラのために)撮影する。

という風な考えで撮影するようになったら、私は「エンドロールカメラマンを引退」しようと思っています。

実際の所、新郎新婦と私は友人でもなければ知人でもありません。

結婚式当日を迎えるまで、顔も合わせないケースがほとんどですし、新郎新婦のなれそめも知らなければどんなゲストがくるかもわかりません。

そういう状況でも、数ある撮影業者の中から当社を選んでいただいたという奇跡的な縁でつながりました。

これまでたくさんの新郎新婦の撮影をしてきましたが、常に心掛けていることがあります。

それは「新郎新婦を心から祝福する」という事です。

以前から知り合いだったかのように「結婚おめでとう」という気持ちで撮影をしています。

最初にお伝えしたようにこれはマインド的な部分なので表に何か出ているわけではないのですが、おめでとうの気持ちで撮影すると、

①最高の作品を作ってあげたい
②撮影していて楽しい
③自分も幸せな気分に浸れる

という効果があると思っています。

どんな仕事でもそうですが、特に結婚式の撮影に関しては流れ作業になってはいけません。

何も考えずに、同じ場所で、同じ構図で、同じポーズで撮影する。

こうなってはいけません。同じ場所・構図・ポーズで撮影することがいけない。と言っているわけではなく、「いつもと同じで良いや・・・という考え」が問題だと思っています。

私たちは、幸せをカタチにする仕事なのです。

撮影するカメラマンが祝福の気持ちを持っていなければ、良いシーンは切り取れません。

以前、プロカメラマンとアマチュアカメラマンの違いについても記事(⇒プロとアマの違いは?)を書きましたが、プロは常にこの意識を持っているのではないでしょうか?

私は常にそうありたいと思います。

それでは。

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