【たい】【できる】【べき】の法則ってご存知でしょうか?
私が会社勤めしていた頃に社長からずっと言われていたフレーズです。
会社の経営は「たい・できる・べき」のこの3つの要素を常に考えて行動しているのだと。
当時はあまり意味が分かっていませんでしたが、仕事に慣れ自分が経営をし始めて、このフレーズの本当の意味が分かってきます。
さて、この「たい・できる・べき」とはどういう意味なのか?
- ■たい = やりたい
- ■できる = やることができる
- ■べき = やるべき
例を挙げて説明します。
例えば、新しく写真スタジオを始めたい!と思った時にこの3つを当てはめて考えてみる。
【たい】写真スタジオは本当に自分がやりたい!という気持ちがあるのか?
【できる】写真スタジオをやるための能力・資格・資源が自分には備わっているのか?
【べき】写真スタジオを利用したい人のニーズはあるのか?
この3つの要素がクリアされると写真スタジオで成功する確率が上がります。
そして、この3つの中でも一番大事なのが、「たい」です。
「たい」がない場合
写真スタジオをやることが出来るスキルはあり、ニーズもある。でも、やりたいとは思わない。
この場合は、やるべきではないですよね。
「できる」がない場合
写真スタジオはやりたいことで利用したいニーズはある。でも、そのための能力・資格・資源がない。
この場合は、スタジオを開くための勉強をすれば何とかなりそうですよね。
「べき」がない場合
写真スタジオはやりたいことでできるスキルもある。でも、利用者ニーズがない。
この場合は今すぐにはできなそうですが、ニーズがある場所でやる。という選択肢はありますよね。
ただし、「やりたい」という気持ちが強くても、「できる」「やるべき」の両方が欠落していると気持ちだけが空回りします。
皆さんも今やっている仕事やこれからやろうとしている仕事は「たい・できる・べき」のこの3つの要素に当てはめて考えてみてください。
それでは。